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新元号「令和(れいわ)」の由来と意味は?万葉集「梅の花の歌32首」

2019年4月1日

新元号「令和(れいわ)」の由来と意味は?万葉集「梅の花の歌32首」

 

2019年4月1日(11時30分)、ついに閣議決定により新元号「令和(れいわ)」の発表されましたね。

平和の「」が入っていて人々からは好評の声が多いこの令和についてポイントをまとめました。

 

  1. 新元号「令和(れいわ)」の由来
  2. 新元号「令和(れいわ)」の意味
  3. 新元号「令和(れいわ)」の安部首相の会見コメント


これまでは中国由来だったものが、今回は日本の古典である万葉集をはじめて元にした経緯がありました。

そして、

人々が美しく心を寄り合う中、文化が生まれ育つ

 

そんな意味がこれられた新元号。

まずは、新元号「令和(れいわ)」の由来からいきましょう。

 

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ちなみに、ゴールデンボンバーが新元号「令和」の曲を4月1日の最速で出したことで話題になっています。 話題のMPはこちら(笑)↓

由来:新元号「令和(れいわ)」の由来と意味は?万葉集「梅の花の歌32首」

 

由来は万葉集「巻五の梅の花の歌32首序文」にある、

 

  • 初春の月にして、気淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。
  • (しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかおらす。)

 

この1文の令と和が由来になっていると、菅官房長官が発表されていました。

 

梅の花の歌の全文はこちら、

「梅の花の歌32首」全文

天平二年正月の十三日、帥の老の宅に萃ひて、宴会を申ぶ。時に初春の令月、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。加以(しかのみにあらず)曙は嶺に雲を移し、松は羅を掛けて盖を傾け、夕岫に霧を結び、鳥はうすものに封りて林に迷ふ。庭には舞ふ新蝶あり、空には帰る故雁あり。是に天を盖にし地を坐にして、膝を促して觴を飛ばし、言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開き、淡然として自放に、快然として自ら足れり。若し翰苑にあらずは、何を以てか情をのベむ。請ひて落梅の篇を紀さむと。古今それ何ぞ異ならむ。園梅を賦し、聊か短詠を成むベし。

解説

この歌には、旅人の中国に興味があらわされているとされています。でも、旅人は漢詩ではなく、和歌を以て春の情緒を歌ったともいわれています。

 

そして、

安倍首相もこの令和についてこのように会見で説明をしていました。

 

安倍首相の会見(一部略)

この令和には、人々が美しく、心を寄せ合うなかで文化を作っていくという意味が込められている。

万葉集は日本最古の歌集です。

(万葉集は)天皇や皇族だけではなく、防人や農民まで多くの人が幅広く詠んだ国書です。

四季折々のうつくしい自然、日本の国側をしっかりとひきついでいく

みごとにさきほこる梅の花のように、それぞれの花をさかせることができる

そうした日本でありたい、とういう願いをこめて決定しました。

平和な日々に感謝をしながら、希望に満ち溢れたあたらしい時代を国民ときづいていく、新たな決意をしています。

国民のご理解とご協力をたまわりますようお願いいたします。

政府としても、準備に万全をきしていきます。

元号は皇室の長い伝統と、国家の安泰、国民の伝統と400年あまり我が国の歴史をつくってきました。

そして、日本国民の一体感を支えるものとなっています。

新しい元号も、広く受け入れらることを願っています

 

令和(れいわ)は日本元号の一つ。平成の次、大化以降248番目の元号。平成は今上天皇譲位により2019年(平成31年)4月30日をもって終了し、皇太子徳仁親王即位する2019年5月1日から令和元年となる予定。日本の憲政史上では初の譲位による改元となる。万葉集の梅の花の歌から取ったものである。中国の文書ではなく、日本の文書から選ばれた。

西暦2019年(本年)は、4月30日までが平成31年で5月1日から令和元年になる予定で、2つの元号に跨る年となる。本項で公的に日本国内で平成が使用されていた時代(令和時代)についても記述する。 万葉集に典拠があるとされている。(引用:ウィキペディア)

 

これまで中国由来だった新元号でしたが、はじめて日本由来の万葉集から作られた令和(れいわ)

そして、

日本人が平和に心を寄せ合って、日本文化を作り上げていくそんな時代になっていけばいいですね。

 

新元号の意味と由来はとても素敵なものでした。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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