是枝裕和(これえだ ひろかず)監督ご自身もそして映画「万引き家族」も数々の賞を受賞しましたね。
だから今こそ、是枝裕和監督のまだまだあるおすすめの映画を全て観てしまおうじゃありませんか!
- 万引き家族がカンヌ映画祭でパルムドール受賞
- 万引き家族が日本アカデミー賞ノミネート
- 是枝裕和監督が監督賞受賞ノミネート
※2018年から2019年
でも、是枝裕和の映画。まだまだ面白いのが沢山あるんです!
こうやって過去の映画作品を振り返ってみると、
是枝裕和監督は家族や夫婦のリアルを表現されることが多く、いつもハッピーエンドとは限りません。
今日は日本、いや世界にも名をとどろかせた名監督是枝裕和さんの作品おすすめを紹介していきます。
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【是枝裕和監督】おすすめ映画ランキング5選
映画『万引き家族』
2019年2月15日(金)~
MOVIX清水
監督:是枝裕和
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林、毎熊克哉、堀春菜、他https://t.co/lWHUimzwer pic.twitter.com/aHebJjoBPk— 静岡商工会議所 広報室 (@shizuoka_cci) 2019年2月16日
カンヌや日本アカデミー賞をはじめ今もっとも輝いている作品と言えば万引き家族。
ストーリーはもちろんですが、安藤サクラさん、リリーさん、そして樹木希林さんや柄本明などもう名役者ぞろい。名作となりました。
こういった特典付きのDVDや、
映画を小説にした本もバシバシ売れているみたいですね。
万引き家族は是枝裕和監督の代表作となりました。
是枝裕和監督おすすめ映画:歩いても 歩いても(2008年)
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夏の終わりに、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。 開業医だった父とそりのあわない良多は失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。 明るい姉の一家も来て、横山家には久しぶりに笑い声が響く。 得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。ありふれた家族の風景だが、今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日だった…。
個人的には万引き家族の次に、おすすめの是枝裕和監督の映画です。
是枝裕和監督おすすめ映画:そして父になる
あらすじ
大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多(福山雅治)。ある日、産院からの電話で、6歳になる息子が取り違えられた他人の子だと判明する。妻のみどり(尾野真千子)は気づかなかった自分を責め、一方良多は、優しすぎる息子に抱いていた不満の意味を知る。良多は、相手方の家族と戸惑いながらも交流を始めるが、群馬で小さな電気店を営む斎木雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木ようこ)夫婦の粗野な言動が気に入らない。過去取り違え事件では100%血のつながりをとるというが、息子に一心な愛情を注いできたみどりと、温かでにぎやかな家族を築いてきた斎木夫婦は、育てた子を手放すことに苦しむ。早い方がいいという良多の意見で、ついに“交換”が決まるが、そこから、良多の本当の“父”としての葛藤が始まる―。
そして父になるにもリリーフランキーさんが活躍されて、万引き家族と一番重ねてしまうのがこの作品。
まだ観てない!
と言う方はまずはこの映画をおすすめします。
あらすじのとおり、子供が2つの家族間で入れ替わってしまうのですが、2人の父親像がまた両極端で面白いつくりです。
血のつながり、家族とは。このストーリーだからこそ大切なことを考えさせてくれるのでしょう。
是枝裕和監督おすすめ映画:海街diary(2015年)
あらすじ
まぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の訃報。 十五年前、父は女と出て行き、その後、母も再婚して家を去った。 三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には、彼女たちだけが残った。 両親へのわだかまりを抱えた、しっかり者の長女の幸と、そんな姉と何かとぶつかる次女の佳乃、マイぺースな三女の千佳。 三人は父の葬儀で、腹違いの妹すずと出会う。 頼るべき母も既に亡くし、それでも気丈に振る舞う、まだ中学生のすず。 そんな彼女の涙を見て、幸は、別れ際に「いっしょに暮さない?」と誘う。 そして、秋風とともに、すずが鎌倉へやって来る。 四人で始める新しい生活。 それぞれの複雑な想いが浮かび上がる――。
一風変わった家族構成なんですが、それぞれがいろいろなことを抱えながら生活していく姿に、自分を重ねて引き込まれる映画です。
なんでしょうね、是枝裕和監督の作品は観終わった後に、自分の生活も生きなければと何故だか強く思うんです。
この海街diaryもそういった作品です。
是枝裕和監督おすすめ映画:奇跡(2011年)
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離婚した両親が仲直りし、ふたたび家族4人で暮らす日を夢みる航一。母親と祖父母と鹿児島で暮らしながら、福岡で父親と暮らす弟龍之介と連絡をとっては、家族を元通りにする方法に頭を悩ませていた。一方、彼らが暮らす鹿児島や博多は九州新幹線全線開通で沸きに沸いていた。開業式の日、博多から南下する「つばめ」と鹿児島から北上する「さくら」、二つの新幹線の一番列車が行き交う瞬間に奇跡が起こる。そんな噂を聞きつけた航一と龍之介は、まさに「奇跡」を起こすための壮大で無謀な計画を立て始める。もう一度家族を取り戻すため、奇跡を信じた少年たち。彼らが巻き起こした奇跡。航一と龍之介に果たして「奇跡」は起きるのだろうか?
是枝裕和監督おすすめ映画:三度目の殺人(2017年)
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それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役に持ちこむため調査を始める。何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらには、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。
これはなかなか不思議な映画でしたが、不気味な役所広司さん映画後半になるにつれて、そこには強い愛を感じずにはいられませんでした。
明確には語らず、見る人に解釈をゆだねたつくりですが、そこには愛があるんです。きっと。
是枝裕和監督の過去の作品は以下のようにまだまだ沢山あります。
- 幻の光(1995年)
- ワンダフルライフ(1999年)
- DISTANCE(2001年)
- 誰も知らない(2004年)
- 花よりもなほ(2006年)
- 大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-(2008年)
- 空気人形(2009年)
- 海よりもまだ深く(2016年)[37]
この中でも、誰も知らないや、海よりもまだ深くもとても有名で面白い映画です。
是枝裕和監督作品、まだ見逃している方はどれでもはずれはありませんので、
自分の状況と求めるものにあった映画からみてみるのもよいかもしれませんね。
それでは、万引き家族の余韻と楽しみつつ、楽しみとご褒美に映画をみましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。